病院案内

ご挨拶

院長のご挨拶

済生会病院として5年目を迎えて

院長

令和4年度、当院は済生会病院として5年目に入りました。4月に29名の新職員も加わり、地域医療にさらに貢献できるよう体制を強化しております。

 

平成30年4月に済生会に経営移行してから守山市のご支援も得て、令和2年3月に新館が竣工しました。2階に47床の回復リハビリテーション病棟を開設し、3階は広さ1,000平米超のリハビリテーションセンターに、多数の訓練機器を配置しています。その後既存の本館病棟も改修し、令和3年7月には本館3階の53床も加えて、2病棟で計100床の回復期リハビリテーション病棟の診療を開始しました。入院患者さんにはその病状に合わせたリハビリ治療を受けていただいています。

急性期の病状への治療を受けられた後、回復期にいかに充実したリハビリ治療を受けられるかは、患者さんご自身と支えられているご家族などのその後の生活にとって重要です。リハビリ担当の4名の医師と70名以上の療法士、そして病棟看護師やメディカルソーシャルワーカー(医療社会福祉士)などがチームを組んで、リハビリ診療とその後の生活改善に向けて取り組んでまいります。また、特にご高齢の患者さんは複数の疾患を有しておられる場合も多く、当院の専門の内科医などがそのサポートにあたらせていただきます。

 

新館の1階には、健診センターと内視鏡センターを開設しました。健診受診者の方々には、この広々としたセンター内で一部の画像検査以外の検査や診察を受けていただけます。地域のみなさんの疾病の早期発見や健康維持により貢献できる施設となっています。

 

本館3階には、当院の重要な部門として透析センターを有し、朝、昼、夜に外来で通院される患者さんと入院患者さんの維持透析治療を担当しています。重い複数疾患を有する患者さんはもとより、患者さんの高齢化に伴い、入院にて透析治療を受けられることが多くなってきています。

 

高齢化とともに、糖尿病や循環器、呼吸器などの慢性期疾患への診療がより重要となっています。このような疾患の早期対応と病状に合わせた定期的な診療が必要です。体調不良や健康維持などについて、身近な相談できる病院としてご利用いただければと思います。

 

近隣の病院間や地域の診療所などとの連携、そして行政との協力体制などを引き続き強化していき、この地域のみなさんの健康に少しでもお役に立てるように職員一同、努力してまいりますので、今後とも何卒宜しくお願い致します。

 

 

済生会守山市民病院 院長 野々村 和男

 

 

総長のご挨拶

済生会守山市民病院の開設

総長

済生会は“救療済生”の精神にもとづき、全国80の病院、約300の介護施設・訪問看護・診療所等からなる社会福祉法人です。平成30年4月から、その81番目の済生会病院として守山市民病院は再出発しました。急性期は済生会滋賀県病院、回復期と慢性期は済生会守山市民病院として、湖南地域にふさわしいバランスのとれた医療機能の分化と連携を推進し、合計約600床の2病院が、地域のニーズに対応し、効率的で質の高い切れ目のない医療を提供することで皆様方の健康長寿を支えていきます。

 

滋賀県済生会医療福祉センター総長

済生会滋賀県病院 院長 三木 恒治

 

 

市長のご挨拶

守山市長よりご挨拶

守山市長

守山市民病院は、昭和57年の開設以来約40年にわたり、市民の皆様の身近な病院として、地域の医療と市民の安心・安全を支える役割を果たしてまいりました。

平成30年4月1日に、滋賀県済生会を指定管理者とする「済生会守山市民病院」に移行し、従来の機能に加えて、令和4年2月には最も高いリハビリの施設基準を取得するなど、県内随一の回復期リハビリ病院として専門的で質の高い診療を行い市民・県民の皆様の健康や医療を支えております。

今後も、済生会の技術力とネットワークのもと、市民・県民の皆様にとって、信頼と愛着のある病院となりますよう、済生会とともに取り組んでまいります。

 

守山市長 森中 高史