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入職のきっかけ回復期リハビリテーション病棟のある施設で勤務したい、と恩師に相談したところ、当院を紹介いただきました。母校の先輩がたくさん在籍していて相談しやすい雰囲気を感じたこと、リハビリテーションセンターがきれいで広く、歩行練習支援ロボットや懸垂装置などの先端機器がそろっていることが、入職の決め手となりました。
入職して半年後の状況入職前、期待よりも不安が大きくなったときがありましたが、入職後2週間の新人研修の中で徐々に緊張がほぐれていき、先輩や同期に支えられて、現場に入っていくことができました。配属後も、先輩に相談しながら、前向きに働けています。目標設定や治療計画が苦手ですが、丁寧な評価を心がけ、治療効果を判定し、少しでもよい治療を届けたい想いで毎日取り組んでいます。
今後の抱負現在の治療成果を分析し、必要な知識、スキルを学んでいます。図書や文献を読んだり、新しい治療を同期や先輩と一緒に練習しているほか、月に10回ほど大学の先生がお見えになり、一緒に患者さんを診てもらっています。患者さんがよりよくなるための評価治療を、実践で指導していただいています。早く経験豊富な治療が行なえるように、同期と切磋琢磨していきたいと思っています。
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野球をしていた学生時代、肘の故障でボールを投げられなくなりました。当時(約30年前)はリハビリテーションを受けられる環境が少なく、自分のような選手を支えられる人になりたいと思い、理学療法士になりました。学校卒業後は急性期病院で運動器、呼吸器、循環器のリハビリテーションを学び、その後、義足の診療が盛んな病院で研鑽を積みました。義足の理学療法では、自身の医学的知識の未熟さを痛感し、糖尿病、慢性腎不全、透析、閉塞性動脈硬化症の病態と診療ガイドライン、義足歩行の運動学、断端管理、運動負荷について猛勉強しました。植木職人の切断患者さんを担当した際はいくつもの困難を伴いましたが、復職され、下腿義足で脚立に登り剪定作業をされているとお聞きしたときはとてもうれしかったことを、昨日のことのように覚えています。地域医療に携わりたいと考え始めたころ、学生時代の先輩にご縁をいただき、当院へ入職しました。
入職時には理学療法士として10年目を迎えていたので、初心にかえって自身の診療を見直し、3学会認定呼吸療法士、住環境福祉コーディネーターの資格をとりました。重複障害で介助を要する後期高齢の入院患者さんの担当となった際は、ご家族が施設での生活を検討されていたものの、患者さんは自宅で過ごすことを希望されていたため、連日、機能改善とご家族の介護力に合わせた介助を一緒に練習しました。無事、自宅に退院することとなり、退院後はベッド上だけの生活ではなく、居間のソファーから庭を眺めるなど、ご家族と健やかに過ごせたと伺いました。入職前に志したことが少し実現し、自分の診療に勇気をいただけた経験でした。
現在は、リハセンターの診療実績と勤怠管理を行ないながら、診療にも力を注いでいます。対麻痺患者さんを対象に、スライド式仮想軸内側股継手(Primewalk)を用いた歩行練習を行なっています。これはこの数年で覚えた私にとって新しいことです。また、「守山顔の見える会」「在宅医療連携協議会」に参加し、活動の幅を広げさせていただいています。
当院は、回復期リハビリテーション病棟100床、一般病棟51床、療養病棟48床の計199床です。リハビリテーションは、回復期や生活期を中心に、機能改善、在宅復帰支援、QOL向上を行なえるように精進しています。2024年には診療報酬・介護報酬の同時改定、各疾患ガイドラインの更新があるので、迅速に情報を収集し、安全安心納得のリハビリテーション医療を提供していきたいと思います。
守山市を中心とした近隣住民の方々へ「守山市民病院で診てもらえて良かった」と思っていただけるように、これからも全力で頑張っていきます。
医療従事者の母と姉から紹介してもらった理学療法士に興味をもち、大学へ進学しました。高度救急医療が行なわれている附属病院の臨床実習で、集中治療室の中で活躍されている理学療法士の先生を拝見し、感動を覚えました。実習を重ねていくうち、先端的なリハビリテーション機器を用いた診療をしている回復期リハビリテーション病棟がある施設で働きたいと思うようになり、当院に入職しました。多数の機器が導入されていますが、一つひとつ機器の使用方法のレクチャーを受け、実臨床で指導をいただきながら学べています。
病棟ごとに療法士チームがあり、相談しやすい環境です。歩行練習支援ロボットを用いた歩行練習を行なう症例を、初めて主担当として担当した際、脳卒中の症状に応じたロボットアシストで練習を続けると麻痺の改善が高く、運動習得が早いと感じました。また、高次脳機能障害に合わせた視覚および聴覚フィードバックが大切であることを実感しました。運動学習という概念を臨床で用いる際、主要7変数(転移性、動機づけ、行動変化、フィードバック、難易度、練習量、保持/応用)に沿って考えることが役立つと考えられています。この概念をもとに、歩行練習支援ロボットチームは、毎週、カンファレンスを行なっています。症例検討で治療について議論し、治療が進むようにチームで取り組んでいます。
寝返り、起き上がりなどの基本動作が全介助の患者さんの在宅復帰に向け、体の負担が少ない介助方法を習得していただく際に、わかりやすい説明について深く考える機会をいただきました。写真を使い、専門用語を避け、言葉を少なくし、理解していただく順序に気をつけることが大切と学びました。現在、わかりやすく説明するためのトレーニングとして、症例報告の準備をしています。苦労することも多いのですが、上司に指導をしていただきながら、IMRAD形式(Introduction Materials and methods Results, and Discussion)で、自分の考えを効果的に伝えられるようにスライド作成と発表の練習を行なっています。今後も、知的好奇心を大切にし、日々の疑問をその日に解消するようにし、患者さんへ最良のリハビリテーションを届けられるようにしたいと思います。
滋賀県の実家から通勤できる場所で働きたいと考え、当院の見学に参加しました。見学では、スタッフの方々が笑顔で患者さんとコミュニケーションをとっていて、とても和やかな雰囲気を感じました。若いスタッフが多く、同年代で助け合いながら仕事ができそうだと思いました。また、リハビリテーションセンターがとてもきれいで、たくさんの先端機器があり、それらの機器を使った効果的な理学療法を行なえるようになりたいと思ったことも入職のきっかけです。
日々の診療では、回復期リハビリテーション病棟における患者さんの病状、身体認知機能の変化を定期評価しています。これらの情報をUNIT(3人1組)とリハビリテーションチーム内で共有し、リアルタイムで適切な治療を行なえるように努めています。定期評価の中では、日常生活動作の動画撮影を行なっています。高校の頃所属していた水泳部でも、定期的に動画撮影をして、フォーム改善の研究をしていた経験があります。動画は動作を客観視でき、患者さんへのフィードバックに役立っています。先輩療法士にもすぐに見ていただいて、分析し、課題を発見することができています。主観的評価と客観的評価を合わせて治療を考えられる環境にあり、とてもやりがいを感じています。
経験のない症例を担当する際は緊張します。しかし、私自身、高校時代に骨折し、整形外科クリニックで理学療法士の先生にお世話になって再び部活で活躍できたことや、臨床実習で指導していただきながら、変形性膝関節症の術後の方に対する評価、仮説、治療、効果判定を繰り返してリハビリテーションを進め、痛みがなく歩行できるようになられた経験が支えになっています。
直近の目標では、疼痛を軽減させられる徒手療法、随意性改善のための促通のスキルを高めたいと思います。そして、複雑な症例の患者さんに出会っても、患者さんとともに細かく目標を設定し、退院後の生活を支援する理学療法士になれるように、これからも、知識、技術を身につけていきたいと思います。

高校時代の職業説明会をきっかけに「障害をもった方がいかに動作を再獲得し、生活を再構築するか」という点に関心を持ち、理学療法士を志しました。数ある施設の中で当院を志望したのは、回復の過程を主観的な「感覚」ではなく、客観的な「根拠」で捉えようとする体制に魅力を感じたためです。疾患別に蓄積されたデータを基に、論理的な指標を用いて議論し、結果に対する責任を持って臨床を実践できる環境であると考えています。
当院には、立場に関わらず「なぜこの評価なのか」「この治療で指標はどれだけ改善するのか」と、データに基づき率直に意見を交わすことのできる文化があると思います。また研究発表も積極的に行っており、私も第8回済生会リハビリテーション研究会で、脳卒中患者の移乗動作における「ADLギャップ」について発表を行いました。研究活動が臨床の視点を深めるということを肌で実感する機会となりました。妥協なく考え抜く厳しさはありますが、自分の治療が数値や動作の変化として結実する瞬間に、“プロ”としての大きなやりがいを感じています。
研究発表のテーマでもあった「ADLギャップ」について、リハビリ訓練での機能改善を実際の生活へ結びつけるため、日常生活活動の指標であるFIM(Functional Independence Measure)を用いた定量的な評価を軸に取り組んでいきたいと思っています。また、多くの高齢患者さんが抱える「疼痛」について、動作時の力学的ストレスを明確化した上で、的確な運動療法の実践を目指します。痛みの軽減と動作能力の変化を高い精度で関連付け、患者さんに改善のプロセスを論理的に説明できる「テーラーメイドなリハビリテーション」の提供を追求し続けます。
理学療法士を志すきっかけは、身体の動きに制限のある方々をサポートする「動作の専門家」としての役割に魅力を感じたからです。身体を動かすことが好きで、日々の生活での動きについて考え続ける中で、リハビリテーションの分野に自分の進むべき道を見つけました。
私が入職したのは、守山市民病院が81番目の済生会病院として加わった年でした。2年後に回復期リハビリテーション病棟が開設されると知り、その開設メンバーとして働きたい思いが強くなりました。新しいリハビリテーションセンターでの仕事は、最新の機器や歩行練習支援ロボットなどの導入、診療体制の洗練が進み、ワクワク感に満ちています。
現在、当リハビリテーションセンターでの勤務を通じて、「安全安心納得のリハビリテーション」を提供することに注力しており、特に「安全」を重視しています。患者さんは身体の不自由さや痛みなどを抱えながら、立つ、歩く、階段を上るなどの練習に取り組んでいますが、患者さんの恐怖心がある場合は「セーフティサスペンションシステム」を使用し、練習中に転倒しない環境を提供しています。このシステムを使用した歩行練習は、患者さんに安心感をもたらし、高いパフォーマンスを引き出しています。また、回復期リハビリテーション病棟での「転倒」の発生時期、時間帯、場所、動作、転倒者の身体認知機能などを分析し、対策の強化に努めています。患者さんの安全と自由な活動を考慮し、リハビリテーションを通じて生活の質を向上させることが目標です。
20代から90代まで幅広い年齢層の患者さんから、多くのことを学ばせていただいてきました。中でも印象に残っているのは、意識障害と呼吸障害などがある重症な状態から歩行できるようになった患者さんです。退院時には、「絶対に車椅子の移動でなく、歩けるようになってやると思っていた」と笑顔で話してくれました。患者さんの本当の気持ちを知って、より一層患者さんの期待に応えていきたいと考えるようになりました。そのため、臨床における動作分析を向上させていきたいと考え、3次元動作解析装置、筋電計やビデオ動作を用い、関節角度、運動軌跡や筋活動の分析にも取り組んでいます。客観的な情報を患者さんにフィードバックしながら、患者さんが明るくなる、機能改善に寄与する理学療法士を目指していきたいと思います。そして、認定理学療法士(脳血管、脊髄損傷)を取得し、専門家として知識、技術を磨いていきたいと思います。
臨床実習中、患者さんに評価の目的や結果を十分に伝えられず、自身の力不足を痛感したことが入職の原点です。その未熟さと向き合い、成長できる環境を求めて、実習先でもあった当院への入職を決めました。「結論から端的に伝える」先輩方の姿勢には今も大きな影響を受けています。教えていただいたPREP(Point/Reason/Example/Point)法を軸に、日々の診療やチーム内報告において、常に「相手に伝わる論理的な説明」を意識し、臨床の土台を築いています。
新入職者が1年目から臨床研究チームに加わる教育体制が魅力です。入職1年目の冬には第78回済生会学会に参加し、高齢椎体骨折患者の体組成や筋力、ADLの変化に関する発表しました。先輩からデータベース活用やクリニカルクエスチョンの立て方を学び、試行錯誤する過程は、自分にとって大きな財産になりました。日々のユニット制診療でも「その評価は妥当か」「根拠は何か」と熱い議論が交わされます。客観的データに基づき動作を改善できた際、考え抜いた臨床が結果につながる醍醐味を実感しています。
的確な逆算思考で介入の優先順位を定め、患者さんの変化に合わせて治療を即座に修正できる実践力を身につけること、日々の臨床で生まれる問いを一つずつ解決し、継続的な成長に繋げることが目標です。また、現在取り組んでいる椎体骨折の研究をさらに深め、得られた知見を臨床現場へ還元することで、根拠に基づいた最善の理学療法を提供し、患者さんの生活に貢献できる理学療法士を目指して研鑽を積んでまいります。

私がこの道を志した原点は、幼少期にリハビリを通じて歩けるようになった経験にあります。当時は「魔法」のように感じた回復の裏側に、緻密な評価と治療の積み重ねがあったと知り、療法士を目指しました。根拠に基づく臨床を徹底し、結果に対して真摯に責任を持つ先輩スタッフの姿勢に強く惹かれ、自分自身が成長できる場所だと思い、当院への入職を決めました。
入職1年目は、クリニカルラダーStep1として、指導を受けながら実践に励みます。入職当初は受け身になりがちでしたが、「5W1H」を意識した報告や思考を実践し、能動的になるように努めています。先輩方からの指導は患者さんの課題解決に直結する適切なもので、それゆえに自身の思考の癖や弱点に落ち込むことがあります。しかし、頼りになる先輩方の存在や年3回の面談で成長が数値と行動で可視化される仕組みが、私のモチベーションになっています。
今後はクリニカルラダーStep2への到達を目指し、神経促通や過負荷の原則を用いた筋力増強など、専門技能の習熟にチャレンジしていきたいと思っています。特に「補助具に依存しない歩行獲得」をテーマに掲げ、治療の根拠と結果を科学的に説明できる理学療法士を目指します。評価・治療・再評価のサイクルを止めず、学ぶことを忘れずに、患者さんの可能性を最大限に引き出せるよう研鑽を積んでまいります。
大学からの紹介により、当院で働く機会をいただきました。もともと緊張しやすい性格のため、同じ大学出身の先輩方が多く在籍している環境に安心感を覚えました。理学療法士としては、物事の原因を突き止めたり、問題解決に取り組むことが好きだったため、診療で患者さんの症状の原因を探求し、それに基づいた治療を行なうことにやりがいを感じています。まだまだ経験不足ではありますが、患者さんが少しずつ回復し、笑顔を見せてくださる瞬間に喜びを感じています。
新人研修では、電子カルテとリハビリ部門システムの操作方法を学びました。電子カルテは多職種間で情報を共有する重要なツールであり、私が記載した情報が診療に影響を与える可能性があることを知り、大きな責任を感じています。また、リハビリ部門システムに入力された記録や評価結果がデータベースに蓄積されていることを知り、リハビリテーションが現場の治療だけでなく、未来の患者さんの治療につながっていることに驚きました。これからも記録の正確性や評価内容の精度を上げていけるよう、力をつけていきたいと思います。
当院では、疾患別クリニカルパスを用いて治療を標準化しており、それに沿って治療計画を立てる仕組みづくりを行なっています。治療計画の作成や進行の中で、今はまだ先輩療法士に助けていただく場面が多いですが、将来的には一人で治療を完遂できる力を身につけたいと考えています。とはいえ、常に先輩方に相談や確認を行ない、患者さんにとって最良のリハビリテーションを提供する姿勢を忘れずにいたいと思います。また、理学療法士としての知識や技術を深めるとともに、人としても成長して、患者さんに信頼していただける存在になりたいと思います。
学生の頃、部活動の野球で膝をけがして、理学療法士の先生にトレーニングやインソールの調整などを半年ほど指導してもらいました。リハビリ中は部活動に参加できなかったので、速いボールの投げ方や飛距離の出る打ち方を、プロ野球選手やチーム内の上手な選手の身体の動きを見て考えていました。これらの経験が、最初のリハビリテーションとのかかわりでした。
大学の臨床実習では、人見知りと自信のなさから患者さんとの会話に悩んだり、恐怖心を覚えたりもしました。また臨床実習を終えた後も、理学療法士として病状に適切な評価・治療を行なうためには日々の研鑽が不可欠であることを改めて実感し、不安になったり悩んだりしましたが、どんな仕事でも同じと気付いたことで、良い意味で開き直ることができました。当院はさまざまなリハビリテーション機器がそろっており同じ大学の卒業生も多く、ここで頑張ってみたいと思い、入職を決めました。
回復期リハビリテーション病棟で勤務しています。多くの患者さんにとって私の年齢は孫やひ孫の世代にあたり、私の不出来にお気遣いいただくこともありましたので、少しでも早くご心配をいただくことのない診療をしていけるよう、コツコツと努力をしている最中です。患者さんのリハビリテーションプログラムについてなど、スタッフ間での相談はしやすいです。
患者さんの症状はさまざまで、元気に在宅復帰される方もいらっしゃる一方で、亡くなられる方もいらっしゃいます。オーダーメイドなリハビリテーションを行なうことには難しさを感じますが、ニーズに応じることができたときや、治療の即時効果ができたときには、とてもやりがいを感じます。
退院後に他科受診で再会したある患者さんは、退院後のリハビリテーションの継続により、退院時よりも良くなっておられました。うれしかった一方で、ガイドラインや成書、文献などから明らかになっている知識、治療技術をもっと学び、より良いリハビリテーションを提供しなければと身が引き締まりました。また、全スタッフの経験を共有できれば、経験不足を克服していくことができるのではないかと考え、3年前より疾患ごとのデータベースを作成し運用をはじめました。少しずつですが、チーム内にデータ分析の結果をフィードバックしています。分析のレベルアップを図るとともに、臨床での直感と客観的データを融合させ、適切なリハビリテーションを行なっていけるように努めていきたいと思います。
私が入職を決めたのは、チームマネージャーによる臨床指導が非常に魅力的だったからです。チームマネージャーは、患者さんに笑顔であいさつし、丁寧な言葉で接するところから診療を始めて、触診、視診、疾患の症状に応じた評価を行ない即時的な効果を確認しながら、診療を進めておられました。診療中、患者さんが笑顔で能動的にリハビリテーションに取り組む姿に感動しました。こうした指導を通じて知識や技術を磨いていきたいと思い入職し、現在も充実した日々を送っています。
医療制度では、限られた時間の中で患者さんの機能回復を支援し、ご自宅への退院準備を進める必要があります。脳血管疾患では、リハビリテーション期間が150日または180日と定められており、この期間で目標を達成する責任と難しさを痛感しています。ある片麻痺患者さんを担当した際は、歩行能力の目標設定を「自立」としましたが、歩行様式、装具の設定、補助具の選定など、多くのことを考える必要があり、計画通りに進まず落ち込むこともありました。しかし、週1回のロボット歩行練習の症例検討会で治療方針について議論し、新たなアプローチや目標達成のためのヒントを得たり、「悩む時こそ成長のチャンス」と声をかけてもらったりして、前向きに診療していけるようになっています。
今後は、片麻痺患者さんの歩行再建に力を入れていきたいと考えています。脳卒中治療ガイドライン2021では、ロボットを用いた歩行練習が推奨されており、当院でも歩行練習支援ロボットを用いた歩行練習を行なっています。脳卒中患者の運動機能の改善は、発症から3ヶ月以内が鍵と言われていますので、在棟日数やFIM改善度、歩行自立度のデータを調査しながら、この期間により効果の高いロボット歩行練習を行ない、身体認知機能の改善を図り、患者さんの生活の質を高められるように頑張りたいと思います。

病院見学の際、リハビリテーション技術科が掲げる「目指す姿」について説明を受けました。「社会人・医療人・専門職」という三つの視点から療法士の在り方を明確に示している点、特に患者第一の診療、安全管理、専門性の向上という基本姿勢を組織全体で共有している点に強く共感しました。この確固たる理念のもと、諸先輩方の指導を仰ぎながら、理学療法士として着実に成長したいと考え入職を決意しました。
日々の診療では、安全性を担保した上で適切な負荷量を設定し、根拠に基づいた介入を行うことを最も重視しています。患者さんの身体機能や全身状態、生活背景を多角的に評価し、リスク管理を徹底しながら治療を進めるよう意識しています。職場は、評価や介入方法について先輩スタッフに気兼ねなく相談できる風通しの良い環境であり、臨床を通じた学びを深められる点に魅力を感じています。また、自ら立てた仮説と介入によって、患者さんの困難だった動作が可能となり、生活が改善していく過程に立ち会えたときには、とてもやりがいを感じます。
今後は、患者さんが病院を出た後の「その人らしい生活」をしっかりとイメージし、機能回復を支えられる理学療法士を目指したいです。そのために、日々の評価や検査に基づいた目標設定を大切にし、ユニット内での話し合いを通じてもっと臨床の引き出しを増やしていきたいと考えています。また、退院後の訪問看護ステーションとの連携事例なども振り返りながら、「お家に帰ってからの生活」に本当に必要な支援とは何か、理解を深めていきたいです。一つひとつの経験を大切に積み重ね、患者さんのこれからの生活に精一杯貢献していきたいと思います。

私が理学療法士を志したきっかけは、幼少期に弟のリハビリテーションを間近で見ていたことです。機能回復を支援し、患者さんの人生を支える専門職の姿が印象に残っており、自分も直接的に貢献したいと考えるようになりました。当院に入職したのは、見学会に参加した際、リハビリテーション技術科のスローガンや行動目標を具現化するための熱意ある取り組みや、チームで質の高いリハビリテーションを追求する姿勢に共感し、ここでともに研鑽を積みたいと思ったからです。
毎週の全体会議では、チームマネージャーから行動目標達成に必要なスキルや現状の課題が共有されます。テーマ別のグループワークや、インシデント事例を用いた危険予知トレーニングによる再発防止策の検討など、スタッフ全員が主体的に参加し、チーム一丸となって目標に向かう団結力を感じています。臨床においては「FIM運動項目の中等介助を監視レベル以上、軽介助を修正自立以上へ改善する」という具体的な目標を掲げています。患者さん個人の目標と、科としての目標が重なり、成果として実を結んだときに、理学療法士として大きなやりがいを感じます。
今後は、特に脳血管疾患における知識の深化と臨床推論能力の向上に努め、根拠に基づいたリハビリテーションを実践できる専門家を目指します。また、歩行練習支援ロボットを用いた歩行練習を積極的に取り入れ、安全性を確保しながら歩行自立までの期間を短縮させることで、一人でも多くの患者さんの早期社会復帰に貢献していきたいと思います。
高校時代の野球部で、理学療法士の先生から身体の鍛え方、ケアの仕方を教えていただいた経験が、理学療法士を目指すきっかけでした。大学入学後、実習や就職見学を通して病院で活躍する先生に憧れの気持ちを抱き、現在に至っています。当院へ入職したのは、回復期リハビリテーション病棟を開設すると知って、開設に携わってみたいと考えてのことでした。
開設から5年が経った今、診療を中心に仕事をしていますが、病棟責任者とともに、チーム運営にも携わっています。回復期リハビリテーション病棟53床(3病棟)の患者さんの病状、治療プログラム、診療の進み具合を多職種で把握し、適切な診療の提供が行なえているかを深く考え、日々を送るように努力しています。
当院のリハビリテーションセンターは、若いスタッフが多く、明るく活気を感じられます。一方で経験が浅いとも言えます。この点は、大学教員に直接臨床指導をしていただく教育体制で質の確保を目指しています。また、ここ数年は、疾患ごとに定量評価を定期的に行ない、蓄積データから診療の課題解決を試みています。この分析は、臨床研究の成果として学会発表も行なっています。常に学べる環境があり、課題のレベルが高いと思うときも、同期とともにチャレンジできています。
チーム運営のほかに、歩行練習支援ロボット(トヨタ自動車株式会社製『Welwalk WW-2000』)を用いた下肢麻痺者の歩行再建に力を注いでいます。当院から、私を含めた2名のPTが、Welwalkリーダー研修に参加しました。安全な機器操作はもちろんのこと、身体機能に応じたロボットアシストと懸垂機能、高次脳機能に応じた視覚・音声フィードバック機能を活用し、練習ガイドを参考に最適な練習プログラムを提供し、歩行障害をもつ多くの方を改善していきたいと思っています。これからも、リハビリテーションセンターの仲間とともに先端リハビリテーション診療に取り組み、地域のみなさまから選んでいただける病院になるために、先頭に立って進んでいきたいと思っています。
身内を通じて小児リハビリテーションに触れ、言語や感情が豊かに育まれていく過程に強い感銘を受けたことが、作業療法士を目指したきっかけでした。臨床実習では、指導者と共に患者さんの劇的な機能回復を目の当たりにし、評価と治療の積み重ねが結果として結実する回復期リハビリテーションの奥深さを実感しました。数ある中で当院を選んだ決め手は、現状に満足せず常に挑戦を続ける姿勢です。根拠に基づいて評価し、結果に責任を持つ。この徹底したプロ意識と真摯な環境こそが、自分を一人前の作業療法士へと育ててくれると思い、入職しました。
主に上肢麻痺の治療に携わっています。当院の大きな特徴は、週1回の症例レビューです。ここでは年次に関係なくフラットに意見を求められ、予後予測と具体的介入について議論が交わされます。曖昧さが許されない分、確かな知識と自信が身につく刺激的な毎日です。また、新人研修期間中にデータベース活用を学ぶため、日々の臨床データがそのまま研究成果へと繋がるシステムも魅力です。「脳卒中患者の更衣(上)動作におけるADLギャップ」の発表準備および発表を通じて、目の前の臨床が学術的な価値として評価されることに大きなやりがいを感じました。
3年目までに担当症例を全国規模の学会で発表することを目指しています。院内には文献が多数そろっており、惜しみなく知識を共有してくれる先輩方がいるため、意欲さえあればどこまでも成長できる環境だと思います。この環境と程よい緊張感を成長の糧にし、評価・治療・結果のすべてに責任を持てる作業療法士として、地域の方々から深く信頼される存在になれるよう、研鑽を続けていきたいと考えています。
学生時代はサッカーに打ち込み、将来はスポーツ関連の仕事に就きたいと思っていました。スポーツ関連では理学療法士の先生が活躍していることが多いですが、身近に作業療法士で活躍している先生を知り、その先生のようになりたいと思ったことが、作業療法士になったきっかけです。
作業療法士になってからは、上肢の運動障害やセルフケアを中心とした日常生活活動の練習、高次脳機能障害に対するアプローチ(自動車運転評価など)の研鑽を積んできました。また、今年度は回復期リハビリテーション病棟協会主催のセラピストマネージャー研修受講の機会をいただきました。研修会で学んだ病棟マネジメント、診療のアウトカムの活かし方をチームに還元していきたいと思っています。スポーツを仕事にはしていませんが、充実した日々を送れています。
当リハビリテーションセンターは「安全安心納得のリハビリテーション医療の提供」をスローガンとし、行動目標を立て、日々の診療を行なっています。なかでも、安心してリハビリテーションが行なえるように、リハビリテーション総合実施計画書を用いた治療計画の説明と同意を100%実現するよう努めています。丁寧な説明によって、患者さんやご家族の不安がすべてなくなるわけではありませんが、ご自身が納得したリハビリテーション医療を受けられるようにチームで取り組んでいます。
また、多くのスタッフが、目標をもって行動しているように感じます。スタッフ全員が半年ごとにチームマネージャーと面談し、チームの行動目標をもとに、目標到達の自己分析を行なっています。面談は、それぞれの課題克服のきっかけになっているように思います。若手が多い職場ですが、全員が目標設定を行なうことで、お互いの刺激になり、スタッフ成長がしやすい環境になってきていると思います。
滋賀県済生会のグループでは、国が進めている地域包括ケアシステムの実現に向け、済生会滋賀メディカル・ヘルスケアセンター構想を掲げています。地域のみなさんに急性期から在宅までシームレスな医療を受けていだけるようにするための取り組みです。われわれ回復期リハビリテーション病棟の従事者は、患者さんの身体認知機能、日常生活活動の改善を最大限に図り、住み慣れた地域での生活に戻れるよう支援することが役割だと思います。退院後、病院生活と在宅での環境が異なるという課題が存在し、行なえていた動作が在宅ではできなくなるということがあります。在宅復帰という切れ目の橋渡しとして、在宅リハビリテーション専門である訪問看護ステーションの療法士スタッフと一緒に退院支援をはじめています。このような取り組みを充実させ、患者さんやご家族が、少しでも安心して退院後の生活を送っていただけるよう、頑張っていきたいと思っています。
志の高い臨床を行なっている病院で自分を成長させたいと考えていたところ、大学の一学年上の先輩から当院のことを聞きました。施設見学に参加し、これまでに知らなかった臨床システムや機器を案内してもらい、新しくきれいな環境とスタッフの雰囲気を見て、自分もこのメンバーの一員になりたいと思い、入職を決めました。
患者さんへ安全な医療の提供を行なえるか不安がありましたが、UNIT(3人1組)の診療システムのおかげで、タイムリーに患者さんの情報を共有し、具体的な評価治療の指示をいただくことができ、落ち着いて診療に取り組めています。また、リハビリテーションセンターの充実した書籍の情報などを活用し、毎週、先輩と実技練習や診療の疑問点を解決する時間を設け、自分の診療スキルを高められるよう努めています。
脳卒中の患者さんを担当することが多く、特に運動麻痺の治療に関心を持っています。脳卒中後の経時的な運動麻痺回復の中枢神経再組織化のステージ理論があります(Swayer OBら 2008)。急性期の回復メカニズムは、残存している皮質脊髄路を刺激しその興奮性を高めることで (Corticospinal excitability)、麻痺の回復を促進する時期です(1st stage recovery)。 この興奮性は急速に減衰し、3カ月までには消失すると言われています。次のステージは、皮質間の新しいネットワークの興奮性(Intracortical ex-citability)に依拠する時期となり、3カ月をピークにこのメカニズムが再構築されます(2nd stage recovery)。大脳での組織的構築がなされる時期で、このメカニズムは6カ月までには消失すると考えられています。6カ月以後も持続して徐々に強化される機能は、リハビリテーションにより惹起されるシナプス伝達の効率化Training-induced synaptic strengthening であると考えられています(3rd stage recovery)。2nd stage により再構築された新しい代替えのネットワークにおいてそのシナプス伝達が効率化されることにより、出力のネットワークが一層強化され、確立される時期となります。このような脳科学や脳卒中リハビリテーションのエビデンスに基づいた作業療法を行ない、患者さんの上肢運動麻痺と日常生活活動の低下を少しでも改善させられるよう、頑張っていきたいと思います。

私の原点は、祖母を担当してくださった作業療法士の先生との出会いです。脳出血の影響で家族が分からなくなった祖母を前に不安な日々を過ごしていましたが、先生は回復の道のりを分かりやすく示し、いつも家族の心に寄り添ってくださいました。ひとつひとつの働きかけに納得感があり、小さな変化を共有しながら着実に前へ進む姿に救われ、「私もこんな風に、確かな視点を持って誰かの不安を支えたい」と思うようになりました。当院の実習でもその誠実な姿勢を学び、ここで地域の方々に貢献したいと考え入職を決めました。
当院では年間を通じて多くの実習生を受け入れており、私自身も学生時代にクリニカルクラークシップ(Clinical Clarkship:CCS)を通して、治療の目的や背景となる機序を学び、「分かる楽しさ」を知ることができました。入職後は、指導者と一緒に実習生を支える立場となり、これまでの経験を言葉にして伝える難しさと、共に成長できる喜びを感じています。また、重度麻痺の患者さんを担当した際、先輩方と相談しながら、お声掛けや関わり方を工夫し続けた結果、患者さんの前向きな意欲を引き出せた経験は大きな糧となっていて、お一人おひとりの心情を大切にする重要性を日々実感しています。
退院された後も、住み慣れた場所でその人らしく安心して暮らせるよう支援していきたいです。特に、もう一度ハンドルを握りたいという願いを叶えるための「運転支援」に力を入れています。運転には複雑な判断や操作が必要ですが、医師と連携し、安全を守りながら生活の楽しみを広げられるようなサポートを目指しています。これからも学びを大切にしながら、地域の皆様の暮らしを支えていける作業療法士として一歩ずつ歩んでいきたいです。
当院を選んだ理由は、回復期リハビリテーション病院で働きたいという思いと、守山市の立地条件の良さです。また、新人研修が充実していることに安心感もあり、入職を決めました。新人研修は約1週間のプログラムで、就業規則や医療安全、感染対策、個人情報保護を学ぶ院内研修と、臨床に直結する17項目の実践的なリハビリ技術研修が組み込まれています。この研修を通じて職場環境にも慣れ、先輩療法士との距離も縮まり、早くにチームの一員になれたと感じています。
新人研修で学んだ移乗介助と車椅子シーティングは特に印象的でした。大学の実習では、体格が小さい自分にとって、背の高い患者さんの移乗介助が難しかったのですが、「3点固定」の技術を学び、安全かつ効率的に対応できるようになりました。車椅子シーティング研修では、正しい座位姿勢が患者さんの生活状況に応じて変化することを学びました。先輩療法士が行なったシーティング前後の食事場面を比較する動画では、シーティング後に座位姿勢が安定し、食べこぼしや過緊張が改善していたことに驚きました。研修で得た知識を臨床で活かし、患者さんの生活の質の向上に貢献している実感を持つことができています。
患者さんの身体認知機能を向上させ、セルフケア(食事、整容、トイレ、更衣、入浴)の治療を得意とする作業療法士を目指しています。そのためには、動作を細分化して評価し、課題を抽出するスキルが重要だと思っています。病棟でのリハビリを通じて、FIM評価を実施する中で、「しているADL」と「できるADL」の差を理解し始めています。この差を縮めるため、看護師と連携し、病棟でのリハビリを積極的に行ない、セルフケアの自立度向上を目指します。患者さんが目標を達成したときの喜びを共有し、信頼される療法士になることを目標としています。
中学生の頃、将来の夢を考える授業の際に、理学療法士として働く母の姿が浮かびました。母は日常的に、リハビリテーションの仕事内容ややりがいについて話しており、自然と興味を持つようになりました。リハビリテーションについて調べるうち、作業療法士として患者さんの大切な日常生活や趣味の再獲得を手助けしたいと思うようになりました。当院のことを知ったのは、学内の就職説明会です。先輩療法士に指導いただきながら診療を行なえる体制があることを知り、当院で頑張ってみたいと思い志望しました。
入職時は、担当する患者さんをよくするために、「しっかりと評価をして、治療計画を立てて、治療を実行しなければ!」と強く思いすぎ、ラポール形成がうまくいきませんでした。そんな時、UNITの先輩から患者さんの障害受容の段階を教えていただきました。指導後、不安を支える患者さんのことを想像し、コミュニケーションをとることで、患者さんと目標を共有し、作業療法に取り組めるようになっていきました。少しずつ、入院時にできなかった日常生活動作ができるようになっていく患者さんの姿を見られるようになってきて、喜びを感じられる時間が増えてきています。
作業療法の中で、電気刺激装置を用いています。特に、指を伸ばす総指伸筋の筋収縮に応じ電気刺激の設定を調整し、物品をつかむ、離す、押さえるといった操作の練習をしています。練習でできるようになれば、電気刺激装置を貸し出して、病棟生活での実践や自主練習にも取り組んでもらっています。ある患者さんは、脳卒中により上肢麻痺が残っていましたが、練習により動かなかった手が動くようになり、喜んで退院されました。私の経験の中でも非常に嬉しく印象に残っている症例の一つです。一人でも多くの患者さんが、麻痺した手を再び使って日常生活動作や趣味を行なえる知識・技術を身に付けていただけるように、支援していきたいと思います。

私が高校生の頃、祖母が骨折を機にリハビリを受けることになりました。当初は落ち込んでいた祖母が、機能回復と共に前向きさを取り戻していく姿を目の当たりにし、心と体の両面から生活再建を支える作業療法士という仕事に興味を持ちました。当院を選んだのは、大学の先輩が多く在籍していること、臨床と研究を両立する向上心の高さに魅力を感じたことが理由です。ここなら、かつて私が祖母のリハビリで感じたような「患者さんの前向きな気持ちを引き出す診療」が学べると思い、入職を決意しました。
印象深いのは、頸髄損傷不全麻痺の患者さんとの関わりです。「お茶碗を持って食べたい」「ラップを楽に切りたい」という希望に対し、機能訓練だけでなく、実際の動作観察を通して自助具や効率的な動作手順を提案しました。その結果、ご自身で遂行できた時の笑顔を見て、機能の改善を目指すことと同時に、その人にとっての「行いやすい方法」を見つけることの喜びと大きなやりがいを感じました。当院には、こうした臨床の気づきをチームで共有し、互いの視点を高め合える風土があると思います。
入院中の患者さんの多くは不安を抱えています。だからこそ、その方の生活背景まで深く想像し、ADL再獲得を通じてQOL向上に貢献したいと考えています。そのため、動作を工程ごとに細かく分析し、最適なプログラムを立案することを心がけています。現在は先輩の指導下で、脳卒中後の上肢痙縮に対する「体外衝撃波治療」も実践中です。先端治療とデータに基づく確かな評価を両立できる、専門性の高い作業療法士を目指して研鑽を続けます。
臨床実習で当院を訪れた際、主体的に学ぶ楽しさを実感したことがきっかけでした。指導者の先生のレクチャーをはじめ、他校の実習生と症例検討を行う機会もあり、互いに高め合える環境に魅力を感じました。また、1000㎡を超える広さと清潔感のあるリハビリテーションセンターや、感染対策をはじめとする「安全な医療の基本」を徹底しようとする姿勢にも惹かれました。
今後は、MCIに対する理解をより深め、低下した機能と残存機能を的確に評価し、運動療法と認知療法を組み合わせた支援の実践を目指したいと考えています。2040年には高齢者人口がピークを迎え、認知症患者の増加が社会的課題となることが予測されています。MCIの段階から適切に介入することで、生活機能の維持・向上や認知症予防に寄与できる可能性があります。臨床経験と学びを積み重ね、社会課題の解決に貢献できる療法士へ成長していきたいです。
作業療法士を目指した根底にあるのは、仕事中に親指を切断した父が日常生活で不自由する様子を見てきたことと、家族と共に祖母を介護してきた経験です。これらの経験から、同じような境遇の方の役に立つため医療従事者になりたいと思うようになり、新設された大学へ進学しました。病院実習では、自身の課題であったコミュニケーションを克服するための声のかけ方、会話の仕方、関係性の築き方を学ぶことができました。
広いリハビリテーションセンターに最新のリハビリテーション機器がそろった当院の病院見学に参加し、リハビリテーションを行なう患者さんと先生方から活気を感じて、ここで患者さんを元気にする診療をしたいと思い、入職を決めました。
拘縮や疼痛の評価治療、急変時の対応など、分からないことがあるときは、通勤する電車の中で文献や図書を読んで調べています。また、仮説をもって臨んだ診療で悩んだときは、調べたことや観察したこと、身に着けた知識からの自分の見解をもってチームマネージャーに相談し、臨床指導をいただいています。患者さんへの接し方、触診の方法、優先順位をつけた課題の見つけ方と即時効果を間近で見て手ほどきいただき、分かるようになっていく瞬間は、充実感があります。
まだ経験は浅いですが、患者さんから感謝の言葉をいただいたときにはとてもやりがいを感じます。担当させていただいたある脳卒中患者さんは、回復期リハビリテーション病棟で長期療養され、ADL全介助から修正自立まで改善し、歩行器歩行で退院されました。「ここまで動けるようになると思っていなかった。ありがとう。」と声をかけていただき、これからももっと頑張って、患者さんの期待に応えていきたいと思いました。
脳卒中の患者さんを担当することが多く、特に手指機能の改善に関心を持っています。手指の巧緻性低下は日常生活を困難にします。当院では、上肢麻痺に対し、随意運動介助型電気刺激装置(Integrated Volitional control Electrical Stimulation device:IVES装置)を用いることがあります。麻痺の症状に応じ、適切な電気刺激療法と徒手による促通を行ない、随意性、巧緻性をより改善していけるように取り組んでいます。そして、日常生活の場面で麻痺側上肢を円滑に用いられる動作指導、自主トレを含めた練習、手関節装具や自助具の活用などの環境調整につなげています。上肢麻痺の改善は簡単ではないと言われていますが、少しでも患者さんを支援していけるように、今後も頑張っていきたいと思います。
学生の頃は水泳を頑張っていました。怪我による療養を余儀なくされた時期もありましたが、同じ教室の生徒がテレビの向こう側で活躍している姿を見て感化され、水泳に復帰した経験があります。この経験から療法士を目指すようになり、細かな作業が好きなので、作業療法士を選びました。大学4年生の臨床実習は、当院で9週間学ばせていただきました。実習当初、初めて見るリハビリテーション機器に驚いたことを覚えています。指導していただいた先生方には、明るい雰囲気の中、実習の目標をやり遂げられるように支えていただきました。当院の卒後教育、UNITでの診療体制の中で学びながら患者さんを元気にしたいと思い、当院への入職を決めました。
患者さんの多くは私たちの約3倍の年齢で、人生の大先輩です。そんな患者さんたちとコミュニケーションをとる上で、入職直後に教えていただいた社会人・医療人・専門職としての心構えが役立っています。診療はUNIT(3人1組)で主担当と副担当が1人の患者さんを担当しています。目標、練習プログラム、リスク管理の重要な情報を共有しやすい体制です。私たちが安心感をもって診療していますので、患者さんにも安心感を伝えられているのではないかと思います。
職場の雰囲気は、年齢、経験年数、職種を意識することなく、コミュニケーションが活発です。難しい症例は療法士の先輩に診ていただきながら進めていますので、患者さんにとっても自分自身にとっても、よい環境にあると感じています。
回復期リハビリテーション病棟に入院される患者さんのご家族へ、入院時、家屋状況を把握するための調査シートの作成を依頼しています。この調査シートを参考に、自宅の間取り、動線、家具などの配置、段差の高さなどを考慮し、身体認知機能練習、日常生活動作練習、環境調整を行なっています。2023年度から、在宅でのリハビリテーションを専門とする滋賀県済生会訪問看護ステーションの療法士の先生と一緒に、退院支援をさせていただいています。既往に高次脳機能障害と嚥下障害のある大腿骨骨折の患者さんの退院支援を一緒にさせていただいた際は、屋内と玄関の条件を踏まえた歩行器の選定、日中の排泄方法、介護保険サービスについて助言をいただきました。また、リハビリテーション以外の、排泄処理、食事管理、とろみや服薬管理といった退院後生活の様子も指導いただきました。今後も、患者さんとご家族が住み慣れた地域で安心安全な生活を送っていただけるように、計画的な動作練習、福祉用具の選定と使い方などの環境調整、家族指導を学んでいきたいと思います。

話すことが大好きだった家族が脳梗塞で失語症となり、思いを伝えられず苦しむ姿を目の当たりにしたことがきっかけで、リハビリテーションに興味を持ちました。リハビリテーションを通じて少しずつ言葉を取り戻し、再び笑顔で会話ができるようになる過程に感動し、同じ悩みを持つ方の力になりたいと言語聴覚士を志しました。当時、お世話になった言語聴覚士が私の理想像となり、「この先生のような専門職になりたい」と強く感じたため、その方が在籍する当院で学び成長したいと考え、入職を決意しました。
やりがいを感じるのは、失語症のメカニズムを脳の損傷部位や機能局在の観点から整理し、患者さんやご家族へ分かりやすくお伝えできたときです。症状の理由や見通しを共有することで、患者さんが納得して前向きにリハビリテーションへ取り組まれる。その姿に立ち会えることが、この仕事の何よりの魅力です。印象に残っているのは、嚥下機能の改善が栄養状態や発声の向上を導き、それが結果として会話への意欲や言語の練習に好影響を与えた患者さんです。症状が相互に関連していることを実感し、多角的な視点から介入の優先順位を見極める重要性を学びました。
今後、特に失語症を中心とした高次脳機能障害の領域において専門性を深め、日々の臨床に還元していくことが目標です。また、臨床経験を通じて学んだ「症状の相互関連性」を常に意識し、嚥下や栄養状態を含めた包括的な視点から、患者さんにとって最善の介入順位を見極める力を養いたいと思います。「患者さんの不便さや思い」を忘れず、常に近い目線で寄り添いながら、心身両面を支えられる専門職を目指し、5年後には認定言語聴覚士の資格取得に挑戦して、より質の高い支援を提供できるよう成長していきたいです。

祖父の入院をきっかけに医療分野に興味を持ち、病気の祖父だけでなく、家族にも懸命に寄り添ってくださる担当の先生の姿に憧れて、医療従事者を志しました。中でも言語聴覚士を選んだのは、今後の活躍が期待されていると知ったためです。卒業後は大学病院に就職し、急性期で呼吸器や脳卒中、小児分野、回復期で脳卒中後の嚥下障害や高次脳機能障害のリハビリテーションを経験しました。回復期病棟は一定の入院期間の中でリハビリテーションを中心とした計画を実行でき、とてもやりがいを感じました。当院は、患者さんと療法士のコミュニケーションや、臨床教育と臨床研究の体制が充実していると知り、自分の診療スキルをさらに向上させられると感じて、滋賀への転居をきっかけに入職しました。
回復期リハビリテーション病棟で勤務を始めて約半年が経過し、新しい生活環境にもようやく慣れてきました。初めは新生活と仕事の両立ができるか不安でしたが、メリハリをつけて働けるようになってきたと感じます。職場は若手スタッフが多く、コミュニケーションが取りやすいですし、診療に行き詰まることがあっても、上司や同僚にすぐ相談できる雰囲気があり、知識を深めていける環境だと感じています。また、教育システムの一環としてクリニカルラダーがありますので、目標を明確にし、課題を克服していきたいと思います。こうした環境で成長を実感しながら働けることに感謝しています。
障害を抱えながらひたむきに努力される患者さんたちの姿には、とても心を打たれます。しかし、ある重度の嚥下障害を抱えた患者さんを担当した際は、自分の知識や経験が足りずに患者さんの能力を導き出せていないのではないか、と葛藤した経験があります。この経験から、患者さんと自分の双方が悔いを残さないリハビリテーションを行なっていくと決めています。2024年度のリハビリテーション技術科スローガンは「家族に紹介できるリハビリテーション医療」なので、知識を深め技術を磨き、療法士として自分の大切な人にも安心して当院を紹介できるよう、経験を積み重ねていきたいと思います。

学生時代、回復期リハビリテーション病棟で働くことを希望していました。当院は、高次脳機能障害の診療だけでなく、摂食・嚥下障害にも積極的に取り組んでいることに魅力を感じました。実際に見学した際、患者さんとのコミュニケーションや訪問者に対する療法士の先生方の姿勢に感動しました。このような環境ならば、社会人、医療者として成長できるだろうと思い、入職を決めました。
新人の頃は、知識や経験不足のため疾患や障害の症状を理解することに苦労し、先輩療法士にアドバイスをいただきながら診療を進めていました。最近は、食形態や食事方法について、嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査などの客観的な検査結果を踏まえ、自分から主治医と議論できるようになってきて、自分自身の成長を感じています。また、経験豊富な大学の先生から臨床に関して直接指導いただける環境があり、ますます成長していける職場と実感しています。
摂食・嚥下障害、失語症の知識を深め、患者さんご自身やご家族の気持ちを理解した精神的なケアを行ないながら、機能障害に対し妥当な評価・治療を行ない、客観的な指標を示し、リハビリテーションチームの一員として活躍したいと思っています。また、STとして、いつまでも続く安心感のある退院後生活に貢献していきたいと思います。

高校時代、女子バレーボール部のマネージャーとして「人を支える喜び」を実感し、将来は人をサポートする仕事に就きたいと考えるようになりました。また、障害児支援に関わる母から言語聴覚士という職業を教わり、興味を持ちました。なかでも高次脳機能障害は、外見からは分かりにくい一方で、適切な支援によって日常生活や社会参加が大きく変わる分野です。そういった方々をサポートし、地元の地域医療に貢献したいという思いと、病院見学でスタッフの方々とお話しした際の雰囲気が決め手となり、当院へ入職しました。
当院は新人研修が充実しており、学生時代に不安のあったFIM評価なども基礎から学べる環境だと感じています。また、療法士の年齢層が近く、他職種の先輩とも気軽に相談や情報共有ができるため、患者さんの些細な変化を逃さず臨床に活かせます。やりがいを感じるのは、試行錯誤を経て患者さんと心が通じ合った瞬間です。失語症で消極的だった患者さんに笑顔が見られ、ご家族から「声をかけ続けてくださったから今があります」とお言葉を頂いた際は、マネージャー時代から抱いていた「人を支えたい」という原点を思い出し、この仕事の意義を強く実感しました。
「見えない障害」を生活の困りごととして可視化し、再構築を支援できる言語聴覚士を目指しています。そのために、患者さんの自己理解を促すメタ認知へのアプローチを深めるとともに、私自身も関わり方を客観的に振り返る視点を持ち、根拠のある支援を追求していきたいです。また、治療の進捗に合わせるだけでなく、患者さんのペースやニーズを常に念頭に置くことを大切にしています。先輩方の多角的な視点を吸収しながら、将来的には小児から高齢者まで幅広い世代の患者さんに寄り添い、信頼される言語聴覚士になるよう、努力を続けます。

大学の言語学の講義を受ける中で、直感的に「言語聴覚士(ST)になりたい!」と思い、STを志しました。子育ての時間を大切にしたいと考えて、約9年間、仕事を離れていましたが、復帰後は毎日、無我夢中で勉強をしています。ご本人が実感する治療効果が現れ、摂食・嚥下障害や高次脳機能障害をもつ患者さんご本人やご家族が喜んでくれたとき、心から嬉しい気持ちになります。
これからも、知識やスキルをアップさせ、患者さんご本人やご家族が笑顔になっていただけるように、頑張っていきたいと思っています。
当リハビリテーションセンターは、チームワークの意識が高いです。スタッフ全員が、質の高いリハビリテーション医療を提供するという目標に邁進していく雰囲気があります。また、リハビリテーションチームの医師(リハビリテーション科専門医)、看護師、看護助手、メディカルソーシャルワーカー、管理栄養士、各療法士など、スタッフの関係は良好と感じています。リハビリテーションチームのメンバーは、患者さんとご家族の退院後生活を第一に考え、同じ目標に向かっていくことができていると感じます。この雰囲気のおかげで、私自身がくじけそうになっても、困難な課題を克服することができているのだと思います。
退院後も住み慣れた地域で、少しでも健やかな生活を送っていただけるように、STとして失語症の診療スキルを高めていきたいと思っています。今秋、日本リハビリテーション医学会学術集会で、学会発表をする機会がありました。発表の準備をしていく中で、私たちに必要な知識やスキルを理解していくことの重要性を学びました。また、高名な先生や他施設の先生の講演を拝聴し、たくさんの刺激をいただくことができました。臨床で観察したことと定量的評価から気付いたことを増やし、これらの知識をスタッフと共有し、チームで成長していければと思います。また、STの後輩指導では、「新しいことを知る楽しみや嬉しさ」を一緒に体験していきたいと思っています。

中学校の頃、職場体験学習で特別養護老人ホームを訪問しました。そこで職員さんたちの生き生きと働く姿を目にして、医療や福祉の分野に興味を持つようになりました。当院を選んだ理由は、病院見学で感じたスタッフの活気や患者さんへの温かい気持ち、最良のリハビリテーション提供を目指した複数担当制による診療に感銘を受けたからです。
新人研修では、嚥下障害や高次脳機能障害についてリハビリテーション科専門医や言語聴覚士の先生から直接指導を受けました。また、藤田医科大学で開催された「STのための嚥下実習講習会Basicコース」では、摂食嚥下障害に対する評価や訓練の基礎を実践的に学ぶことができました。現在は高次脳機能障害を抱える患者さんを担当しています。注意機能障害に焦点を当てた介入を通じて食べこぼしが減少し、患者さんから感謝の言葉をいただいた際には、これまでに経験したことのない大きな喜びを味わいました。高次脳機能障害のある方は、FIMの認知項目に挙げられる表出、理解、問題解決、社会交流、記憶の改善が難しいとされています。しかし、患者さんの日常生活をよく考え、効果的な言語療法を積み重ねていくことで、少しでも患者さんの生活の質が向上するようつなげたいと思います。難しい課題にも出会いますが、いつも気にかけてくださる先輩からの声かけやアドバイスにも支えられ、粘り強く取り組み続けています。
当院は守山市の中学生を対象に職場体験を行っています。私が中学生の時に感じたような、何かの感動を持ち帰ってくれる生徒さんが増えるように、笑顔でホスピタリティあふれる診療を続けていきたいと思います。また、これまでの指導や講習で得られた経験と知識を生かし、正確な評価に基づいた介入で、高次脳機能障害や摂食嚥下障害の改善に導ける言語聴覚士を目指しています。初心を忘れず、患者さんに寄り添いながら、一歩ずつ着実に成長していきたいと思います。